たつやデンタルクリニック

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<コラム>じっくりコツコツ磨いたお口

やってまいりました今年の12月です。
子どもの頃は、クリスマスに冬休みにお正月にと楽しいイベント続きなこの時期がとても待ち遠しかったのに、「もう12月」と言い始めるのは一体何歳頃からなんでしょう

大掃除とかける訳ではありませんが、キレイなお口で新しい年を迎える準備をしてみませんか。
今回は基本に戻って(?)歯みがきについてのお話です。

「歯みがきは3分間」の理由
小さい頃お家や学校でそう教わった·聞いたことがある方もいらっしゃると思います。何故3分なのか。

その1 1本ずつ丁寧に磨く時間
大人の場合通常28本(親知らずをいれると32本)の歯を、まんべんなく汚れを落とすために1本につき1020回ブラッシングに割く時間として推奨されているのです。

その2 力任せにゴシゴシ磨かないように
短時間で磨こうとするとどうしても力が入りすぎてしまい、歯や歯茎を傷つけるリスクが高まります。
3分程度かけてゆっくり磨くことで、力を入れすぎずに磨くことができ、歯のエナメル質や歯茎を傷つけることを防げます。

その3 フッ素の作用を効果的にするため
フッ素入りの歯みがき粉を使う場合、一定時間口内に留めることでフッ素が歯の表面に作用し、虫歯予防効果が高まります。
3分間磨くことでフッ素の作用を十分に発揮させる効果が期待できます。

とはいえ、大切なのは「時間の長さよりもキレイに磨けているか」です。
長い時間ただ歯ブラシをくわえているだけになったり、磨ききれていない場合は当然ながら効果はありません。
また、歯のエナメル質に削れや傷がついてしまうため、長く磨きすぎるのも駄目なのです。

下記は特に磨くのが難しい部分です。
・奥歯の噛み合わせの溝 ・歯と歯の間
・歯と歯茎の間 ・前歯の裏側
・高さの違う歯

11本、丁寧に磨くことを意識して、やさしくブラッシングしましょう。

3分と言えば、昔ながらのウルトラマンの活動時間やカップラーメンのできあがり時間も3
区切りがいい5分ではなく、3分という時間に妙に馴染みがあるのはそういうのもあるのでしょうか。

「“しっかり丁寧に”と言われても、具体的にどうしたらいいのか分からない」という方は遠慮なくご相談ください!

 

 

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