こんにちは、たつやデンタルクリニックです。
東京オリンピックも終わってしまいましたね。コロナ禍での大会運営など色々ありましたが、それでも日本代表選手たちの活躍は目を見張るものがありました!
私が特に印象深かったのは、女子水泳競技で史上初2個の金メダルを獲った大橋 悠依唯選手です! レースが終わって金メダル獲得を喜ぶ彼女の笑顔はとても素敵でした。笑顔に加えて、印象に残っているのが、彼女が歯科矯正器具をつけていたという事もあります。
今回は、そんな歯科矯正のお話しです。
「歯並びが悪いので矯正をしたいけれど、むし歯になりやすくなると聞きました」という人が多くいるように思えます。歯並びや咬み合わせを良くするための矯正で、どうしてむし歯ができやすくなるのでしょうか?
矯正器具はきれいにしよう
矯正しているとむし歯ができやすくなるというのは、直接的には合っていませんが、あながち間違いではないと言えます。なぜなら、矯正器具が清潔でないと、その周りに汚れが溜まり、むし歯の原因になってしまうからです。特に取り外しをしないワイヤータイプの装置は、汚れがつきやすくもあります。
矯正器具はまめに手入れをし、清潔を保つようにしましょう。また、メインテナンスに通う際には、必ずお口の中をクリーニングしてください。矯正器具を付けたままの家での歯磨きには限界がありますので、歯医者さんでの手入れが必要になります。
矯正用歯ブラシ
矯正器具を付けている人用の歯ブラシもあります。代表的なものはワンタフトブラシです。ワンタフトブラシは、器具の細かい隙間に入りやすく、よく磨くことができます。また、歯ブラシの毛が一列のものも細かい掃除に適しています。普通の薬局に売っていない場合もあるので、歯医者さんで探してみるのも良いと思います。
矯正器具を付けている間は、矯正装置のことももちろんですが、それ以外の場所やその付近がむし歯にならないように気を付けることも重要となります。家でのケアには、歯ブラシ以外のツールを使って、いろいろな方向、角度から磨くようにしましょう。また、歯磨きをする時には、鏡を使うと良いです。矯正器具がついていない時と違って、磨き残しが多くなることもあるので、しっかりと自分の目で確かめながら歯を磨いてください。