4月です。
今年は積雪が多かった分、待ちに待った春の喜びもひとしおですね。
歯の予防ケアというものがあります。
多くの方は「痛くなったら仕方なく歯医者へ行く」のではないでしょうか。
歯科医でありながら、私もその気持ちはとてもよ〜く分かります。
歯の予防ケアって?
歯の予防ケアとは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです。
歯周病や虫歯は治療できますが、実は…悪くなると元どおりには治せません。
「悪くなったら治療」を繰り返していると、だんだんと歯が悪くなっていき
将来的には歯を失う可能性が高くなってしまうのです。
虫歯や歯周病の治療は、“これ以上悪化させないためのもの”。
大切なのは健康な歯を維持することです。
自宅での歯みがきだけでは駄目なの?
もちろん、毎日ご自宅でする歯みがきも、虫歯や歯周病の予防にとても効果があります。
ですが、歯にくっつく細菌のかたまり(歯垢)は
歯ブラシが届かないようなところでも増えるため
どれだけ丁寧に磨いても完璧な歯みがきが難しくなってしまうのです。
特殊な器具などを使って歯ブラシでは届かないような汚れも落としたりと
デンタルクリニックだからこそできる予防ケアをご用意しています。
「痛くないのに歯医者なんて…」とためらう方もいらっしゃるかもしれませんが
定期クリーニングや歯科衛生士からのアドバイスなど
“歯をきれいにするため”のご利用も考えてみてはいかがでしょうか。
生涯にわたって自分の歯で噛めるよう、大切な歯を守っていきましょう。