来月、竿燈まつりが3年ぶりに開催されます。
県外出身の私も、お囃子を練習する音だったり街の賑わいなどを感じるとソワソワしてしまうようで、
久しぶりの「秋田の夏」を心待ちにしています。
さて、このコラムを作成している現在、真夏日が続いていています。
あつい……!
夏バテとお口の関係
暑い日が続くとどうしても体がバテてしまう、いわゆる夏バテの状態ですが、
これが続くと体の免疫力が下がってしまいます。
普段は抑えられている細菌が元気に活動してしまうのです。
お口の中も例にもれず、歯周病菌の働きが活発になり、
歯周病が悪化するリスクが高まります。
歯周病を放っておく→口内の細菌バランスが悪化、むし歯の原因に
↘免疫力の低下によって口が臭くなる場合も…
水分不足はだ液不足
舌に白色や黄色の苔のようなものができる「舌苔」。
口臭の原因であり、これが増えると口が臭くなってしまいます。
口内の角質や食べかすなどに細菌が集まって舌の表面にできるもので、
通常では「だ液」がある程度洗い流してくれます。
それが、汗をたくさんかいた水分不足の体は、
口内を洗い流してくれる役割の「だ液」の量が減り、効果も低下してしまいます。
また、免疫力が下がったときに炎症を伴う病気など症状が強くなることもあります。
暑い日が続くことでお口の健康にとっても様々なリスクがあるのです。
体の免疫を高めるとともに、だ液をしっかり出すように心がけましょう。
口の中が乾いていると感じた時には、唾液腺マッサージも効果的です。
((何かおかしい))と思ったときは、お早めにご相談ください。