気付けば3月がいつの間にか過ぎていて、明日から4月…です…と…?
まだ風が肌寒い時もあるものの、桜もほんのり色づいてきて本格的な春が近づいてきています。
穏やかな晴れの日が嬉しくなるのは誰しもあるとは思いますが
「春だ!やったー!!!」よりも「花粉症が…」という方も少なくありません。
花粉症は特に目や鼻に重い症状が表れますが、歯も無関係ではないのです。
お口の乾きに要注意
・詰まった鼻で呼吸ができない→口呼吸になる
・アレルギー用の薬を使用している
などで口の中が乾きやすくなります。
口が乾くということは、菌の繁殖がしやすいということ…
歯の周りに歯垢がつきやすくなり、虫歯や歯周病が悪化しやすい環境になってしまいます。
ご自分できる予防法としては、
・歯をこまめに磨く
・水分を多く摂る
・唾液が多く出ている状態を作る(例えば、キシトールガムを噛みお口を潤すなど)
を心がけてみましょう。
歯の痛みも要注意
虫歯でないのに「鼻をかむと歯が痛い」
「歩いたり体を動かすと響くような感じがする」などの症状は、花粉症による副鼻腔炎(頬骨奥にある空洞が炎症をおこしている症状)の可能性があります。
副鼻腔は上の奥歯の近くに位置しているため、鼻に強い炎症を生じると歯根の先が刺激されて、虫歯のような歯痛を生じることがあります。
鼻炎など鼻の症状が、いつの間にか歯にまで影響が出ている場合もあります。
花粉症の症状があって耳鼻科へ通っている方もいるとは思いますが、歯に痛みがあったり、何か変だな?と感じた時は、デンタルクリニックでの受診も考えてみてくださいね。