大変な始まりを迎えてしまった2024年辰年、皆様如何お過ごしでしょうか。
災害は決して他人事ではないことから、まずは我々にできることから支援していければと強く思います。
冬の寒さが厳しくなる時期、季節性のインフルエンザはピーク(例年1月~3月)を迎えます。
新型コロナウイルス感染予防で手洗い·うがいが徹底されていた時期はぐっとインフルエンザが少なかったと結果が出ています。
手洗いうがいは習慣として行っていきましょう。
うがいの回数
さて、感染予防のうがいとは別に「歯磨きのうがい」は皆さん何回行っているでしょう。
歯磨き粉の泡が残っているのが気になって…
歯ブラシでかき出した汚れや食べかすが残っているような…
と何度もうがいをしていませんか。
実は、歯磨き後のうがいは少ない水1回で大丈夫です。
一般的に売られている歯磨き粉には、むし歯を予防する効果があるフッ素入りのものが多く含まれています。
何度も口の中をすすいでしまうと口の中に残るフッ素の量が少なくなってしまうため、ブクブクうがい1回でOK!
まだ気になる場合も軽くゆすいでと2回程度で十分なんです。
4~5回もうがいをするとフッ素はほとんど洗い流されてしまうのだとか…。
さらにフッ素を長く残しておくには、歯みがき後1~2時間ほど飲食を控えるとさらに効果的です。
ブラッシング代わりのうがいは
うがいで一生懸命口をすすいでも、取り除けるのは多少の食べかすです。
歯の隙間に詰まったものを取り除くのは、やはりブラッシングには敵いません。
糖分をエサとして増えるプラーク(歯垢)も、うがいでは落とせないので注意が必要です。
といっても、お仕事や外出·時間の関係などで「どうしても磨く時間が取れない!」という方も多いと思います。
そんな時は、ブクブク口うがいをするだけでも違います。
吐き出したときの水に汚れが残っていないかをチェックしながら、口をゆすぐ回数を調整しましょう。
ウイルスが体内に侵入するのを防いだり、口の中の悪い菌から守ったり、口をきれいにすることは病気リスクを下げることにも繋がります。
寒い冬を健康に乗り切るためにも「うがい」を意識してみてくださいね。