「ホワイトティースデー」という記念日をご存知でしょうか。
白い歯(ホワイトティース)と8月21日(歯 に いい)の語呂合わせで2012年に日本記念日協会へ登録された記念日です。
鏡を見て黄ばみが気になる…となった時に、自宅でもケアできないかと考える方もいるかと思います。
噂のNGケア
ネットには“自宅で簡単に歯を白くする方法”という噂が流れています。
その中にはやってはいけない方法も紛れていることがあります。
NG1/歯を削る
ヤスリやメラミンスポンジなどで、歯の黄ばみや着色を落とそうとするのは逆効果です。
歯質が弱くなることで逆に虫歯になりやすくなります。
NG2/重曹で磨く
重曹は食品に含まれているものなので、口に入れること自体には問題ありません。
しかし、歯の表面の汚れだけではなくエナメル質も削られてしまいうため、結果、歯がもろくなり虫歯になりやすくなったり着色しやすい状態になったりします。
NG3/研磨剤入りの歯みがき粉と電動歯ブラシを一緒に使う
電動歯ブラシを使う際は、研磨剤が入っていないジェルタイプの歯みがき粉を使うよう心がけましょう。
手で行う歯磨きよりも多く振動するため、研磨剤入りの歯磨き粉を併用すると「削りすぎ」により歯のエナメル層を傷つけるリスクが上がってしまいます。
白い歯のためにできるケア
①着色汚れがつきやすい食べ物や飲み物を避ける
まずは歯の着色汚れの原因となりやすい、食べ物や飲み物をなるべく避けましょう。
〈避けた方が良い食べ物・飲み物例〉
コーヒー・紅茶・赤ワイン・チョコレート・ココア・カレー・バナナ
好きな方には、我慢したりやめたりは無理!となるお気持ちも分かります。
そんな場合は口にした後に、食後に歯磨きをする・水でうがいをする・水を飲むなどを意識しましょう。
②定期的に歯のクリーニングをする
歯の白さをキープするためには、定期的に歯のクリーニングをされることをおすすめします。
「痛くないのに行きたくない「もしくは「そんなことで行っても良いのか…」と思われるかもしれませんが、当クリニックにもケア目的で通っている方もいらしゃいますよ。
自分では気づかなかった着色汚れを知ったり、初期虫歯も発見しやすくなります。
気になる点はご遠慮なくご相談くださいね。