今年も11月8日の「いい歯の日」をタイトルに話題を広げて行きたいと思います。
ココをこまめにチェックしてくれている方(が万が一にもいたら)にはそろそろ恒例になってきていると信じています。
今回は2つ歯にまつわるお話を取り上げてみました。
昨年コラムはこちら
<コラム>「いい歯の日」2023
https://www.tatsuya-dental.com/wp/archives/829
●七五三と歯の健康
11月15日には七五三もあります。
子どもの成長を祝い、3歳、5歳、7歳の節目に神社でお参りすることは、言うまでもなく皆さんご存知の行事です。
この七五三の起源には色々な諸説があります。
医療が発達していなかった昔は、歯が生え揃い言葉を理解し始める3歳~永久歯が生え始める7歳まで、子どもが無事に成長すること自体が現代よりも大変でした。
節目ごとに神様に感謝して、子どもの健やかな成長を願うために行われていたそうです。
歯は健康の第一歩。
いい歯、そして健康を保つためにも、子どもの歯をしっかり守ってあげることが大切です。
「いつまでも健康で長生きしてほしい」という願いを込めて長~く伸ばした「千歳飴」で虫歯にならないように十分お気をつけください。
因みに、縁起物だからと躊躇う方もいるかもしれませんが、千歳飴は食べやすいように折っても大丈夫です。
●ワンニャンお口事情
当院はあいにくヒトのデンタルクリニックのため専門的なことは言えませんが、とある保険会社の“犬と猫がかかりやすい歯の病気”について集計したランキングでは最も多い「歯周病」は、予備軍を合わせるとお口の病気の全体の8割超えとなるそうです。
犬猫ともに「虫歯自体はなりにくいけれど、歯周病になりやすい」傾向なのだとか。
口腔内の健康が生活の質に大きな影響を与えるのは人間同様です。
愛犬や愛猫が健康に過ごせるよう、日常的なケアを心がけましょう。
そして、我々「ヒト」は虫歯も歯周病もどちらのリスクもあります。
虫歯や歯周病の菌は、一度でも口の中に棲み着くとその数を0にすることはできません。
0にすることは難しくても、毎日の歯磨きでその数を減らしていきましょう!
11月8日「いい歯の日」を歯のことを考えるきっかけにしてみてくださいね。